1958年大映。新藤兼人、千葉茂樹脚本、吉村公三郎監督。福島から東京へ集団就職する中学卒業生たちと就職係の教師(菅原謙二)の物語。若尾ちゃんは菅原と結婚する同僚役。「タクシードライバー」の冒頭そっくりの重い音楽が映像に先回りして哀しい先行きを暗示する。暗い話の中で、若尾ちゃんの明るさが唯一の救い。上田吉次郎、十朱久雄、殿山泰司等の脇役陣の演技が重厚で、厳しい都会の現実にリアリティを与えている。
《一粒麦》的上映日期是1958-09-14(日本)。 《一粒麦》的别名有:Hitotsubu no mugi。















