英語にはない「親子」という言葉に感銘を受け、1982年から30年以上にわたり、4500組もの親子写真を撮り続けているアメリカ人写真家のブルース・オズボーンの活動を追ったドキュメンタリー。オズボーンが2003年に提唱した記念日「親子の日」(7月第4日曜日)が、05年に日本記念日協会に認定されてから10周年を迎えることを記念して企画・製作された作品で、オズボーンのライフワークとも言える親子写真の活動を通し、日本の親子関係を見つめ直していく。オズボーンのドキュメントやさまざまな親子のインタビューのほか、瀬戸内海の島を舞台とした親子の物語を描いたショートドラマも交える。